\本記事はこんな方におすすめ/
·ノーコード教育に力を入れている会社が知りたい
·学校やイベントなどでノーコード教育を取り入れたい
·ノーコード授業の内容について詳しく知りたい
-はじめに-
LikePayでは専門校や大学、全国各地のイベントなどで、ノーコード教育を行っています。
そんな中でも今回は、東京恵比寿にある専門校「バンタンテックフォードアカデミー」で行なっている授業内容と実際にノーコードを学んだ生徒がどのような活躍·成長を遂げたのか、詳しく紹介させていただきます。
今後、ノーコード教育を取り入れたいとご検討中の方はぜひ最後までご覧ください。
バンタンテックフォードアカデミーとは
1965年に創立したバンタンが運営する、実践敎育を通してAIプログラミングやWEBデザインといった最新ITを学ぶ専門スクール。「この手で、まだ、世の中にないものをつくる。」をコンセプトに現在、東京と名古屋で展開しています。
なぜノーコード授業を行っているの?
LikePayでは、2020年9月から「LikePay Academy」というノーコードのオンラインスクールを運営しています。
どんなスクールかというと、教材はすべて動画になっており、わからないことがあればオンラインで質問する形式です。
バンタンテックフォードアカデミーで授業を行うことになった背景には、スクール側から「生徒にノーコードを教えて欲しい。」との依頼があったためですが、LikePayが決め手になった理由を尋ねたところ、「実際に現場で働いている専門家から教わりたい。」「すぐ使える最先端なIT技術を学ぶことで生徒には自分の夢を叶えて欲しい。」というスクール側の思いがありました。この理由を知った時、我々が行っているノーコード授業はぴったりだと確信し、引き受けることとなりました。
ノーコードであれば半年の授業内容でホームページのデザインから制作まで成し遂げることが可能です。実際、授業を受けた生徒の中には、企業から案件を受注しLP制作をした事例もあり、短い学習期間で最先端のWeb開発ができるのはノーコードの強みだと言えます。
学生のうちから実務経験を積んでもらうことで、これからの社会で必要不可欠な人材を育成していきたいと考えています。
どんな授業内容?
デザインに特化した「Webflow(ウェブフロー)」とアプリケーション開発が簡単に行える「Adalo(アダロ)」というノーコードツールを中心に授業を行いました。
生徒は必須授業として、前期と後期の2回に分けてノーコードを学びます。
前期は、ノーコードとは何なのか。どんなツールなのか。実際の活用事例(ex.ホームページ制作、企業のDX化)を交えることでイメージを掴んでもらい、Webflowで簡単なWebサイトが作れるスキルを身に付けてもらいます。
もちろん、Webflow以外のアプリと連携することで、オリジナル機能(ex.Memberstackを用いて会員システムの作成、 Integromatでシステム構築、外部データベースとの接続など)といった複雑で難易度の高い開発も行うことも可能です。
そして、後期はモバイルアプリの作り方を学んでもらいました。
その際、用いたノーコードツールが「Adalo(アダロ)」です。はじめは、企業が外部のエンジニアに頼んで作ったアプリを例に取り上げ、ノーコードで作ってみるという授業を行なっていました。
しかし、今期からはスクールで過ごしている中で感じる課題を見つけてもらい、その解決策となるモバイルアプリを作ってもらうという授業に変更しました。
アプリ完成後は生徒同士で使ってもらい、意見交換から生まれるアドバイスをもとに、もっとよくできないかと改善を繰り返すことで、より問題解決力の高い人材を育てていきたいと考えています。
生徒が作ったモバイルアプリの具体例を教えてください。
スクール内ですぐに使える便利なアプリを考え、作ってもらいました。
例)
- 授業の出席確認アプリ
- 教室の予約アプリ
- 本の貸し出しアプリ
何名の生徒に教えていたの?
バンタンテックフォードアカデミーでは、2クラス合計80名の生徒に授業を行いました。
最後に…この授業で目指しているゴールは?
社会にある課題を解決したり、自分の考えたビジネスで起業したり、就職後の会社では自ら問題解決に取り組める優秀な人材を育てたいと考えています。
ノーコードを学ぶことは、アプリ開発ができるようになることに加え、課題発見力や問題解決力を向上させることが可能です。これからの社会において、自分の力で考え実行する力がある人材はどんな場面においても必要不可欠だと思うので、今後も多くの学生にノーコードを知ってもらうきっかけを提供していきたいです。
授業を受けた生徒の声
実際にノーコード授業を受けていた猪田明日香さん(20歳)にインタビューをさせていただきました。
Q.ノーコード授業を受けてみてどんな変化がありましたか?
A.授業を受ける前は、ノーコードについて何も知りませんでしたが、簡単にWebサイトが作れるという魅力に気付いてから今ではWebflowが大好きになりました。
Q.授業で作成したアプリについて聞かせてください。
A.Adaloを用いてスクール周辺(東京恵比寿)の飲食店を紹介するアプリを作成しました。
Q.自分の成長を感じたエピソードはありますか?
ノーコードを学ぶ前は、HTMLとCSSだけでデザイン性の少ないWebサイトしか作ることができなかったのですが、Webflowが使えるようになったことでかっこいいデザインのWebサイトが作れるようになり、外部から案件を受けられるぐらいまで成長しました。
Q.どんな案件を受けましたか?
周りの先生からの紹介でCBDや塾のLPサイトを作成しました。今では、就職先の会社から案件もまかせてもらっています。
まとめ
今回は、専門校「バンタンテックフォードアカデミー」で実際に行なっているノーコード授業を中心に、どのような教育に力を入れているのか詳しく紹介させていただきました。
LikePayでは、今後も学生だけに留まることなく、より多くの方々がノーコードに触れるきっかけを作っていきたいと考えています。
「学校などの教育機関でノーコードを教えて欲しい。」「ノーコードに関するイベントを開催して欲しい。」などのご要望がありましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。