みなさんこんにちは、LikePayの矢野です!
何事もはじめる前の準備が一番大事だったりしますよね。
それはWEB制作も同じで、最初に行うヒアリングが一番大事だったりします。
しっかりとヒアリングが出来ていない事で起きるトラブルを未然に防ぐことができますし、料金を見積ることが出来ます。
今回はWebflowでWebサイト制作を作成する際にクライアントさんとの打ち合わせでヒアリングすべき項目の紹介をしていきます!
基本情報
作成したいサイトの種類
クライアントさんが求めているサイトの種類を明確にしましょう。
LP(ランディングページ)、コーポレートサイト、ホームページ、ECサイト、アプリケーションなど、様々なものがあり料金も異なります。
納期
ウェブサイトが必要になる目安を伺います。
デザインの提出納期、作成したサイトの納品期限などを設定するのですが、
期限が短ければ短いほど料金は高くなるのが一般的です。
理由はシンプルで、その分労力の調整、制作時間の確保が必要になる為です。
ちなみにLikePayの制作の場合、期限が短くても料金が上がることはあまりありません。
Webflowで効率よくサイトを制作しているからですね。
予算
早い段階でどれくらいの金額を視野に入れているか聞いておくと良いです。
理由としては、予算を把握することで様々な提案をすることができますし、予算により出来ない場合の説明を話を遡って行う必要がなくなる為です。
サイトに求めるポイント、こだわり
そのクライアントさんがウェブサイト制作で一番重要視しているポイントを聞くことで、提案の幅が広がります。
料金の安さ。かっこよさ。可愛さ。PVアップ。商品を販売したい。など
一番求めているポイントを把握することで、その後の流れも変わってきます。
ロゴの有無
主にサイトのヘッダーロゴになる部分です。
ロゴには色が使われているますが、ウェブサイトの色合いはヘッダーロゴの色合いに合わせて作成されることが一般的です。
もしもヘッダーロゴを用意していない場合は、さらにヒアリングを行う必要があります。
デザインの有無
Webサイトのデザインの有無は、サイト制作に関して一番大きな部分です。
既に他のデザイナーさんにサイトのデザインだけをお願いしている場合は、そのデザインを実際に構築するだけで良くなります。
経験されている方はわかると思いますが、デザインを考えるのがサイト制作では一番大変といっても過言ではないので、必ず確認しておきましょう。
画像・アセットの有無
上記のデザインが用意されてる場合、画像やアセットが用意されていることはほとんどです。
もしも画像がない場合は、撮影、写真加工、編集、出張等が必要になるので、制作料金も増えます。
必要なページ数の洗い出し
クライアントさんが欲しいサイトがどのようなジャンプがわかったら、どのようなページが必要になるかをブラッシュアップしましょう。
サイトに仕組みを持たせるか
業務の自動化が、会員制サイト、ECサイトなど、そのサイトに仕組みを持たせるか持たせないかをヒアリングしましょう。
持たせる場合は、Integromat、Zapier、Memberstackなど様々なノーコードツールを仕様してバックエンドのパワーアップを行います。
参考サイト
クライアントさんがイメージしているものに近い参考サイトあれば、3つほど用意してもらうことで、デザイン、完成後満足度の向上につながります。
デザインカンプ作成の有無
基本的にコーディングでサイトを作成する際には必須ですが、ノーコードのWebflowは圧倒的な速さでサイト開発を行うことができます。それは、デザインカンプの作成をWebflowで済ませることが出来るくらいです。
レスポンシブ対応
現在ではスマホから閲覧するユーザーの方が多いサイトもあります。
パソコン、タブレット、スマホで見ても綺麗にレイアウトが表示されるように設定する必要があります。
サーバーに関して
WebflowでのホスティングはWebflowのAWSサーバで行うので、クライアントさんがもしも他の場所でサーバーを契約している場合は、交渉や提案が必要です。
Webflowをワードプレス化、コードを書き出してサーバーに設置する。などで対応することも出来ますが、基本的にWeblowで作成するものはWebflowで管理をした方がもの凄くオススメです。
ドメイン取得
既に持っている場合はそれを接続。持っていない場合はドメインの取得を行います。
Googleドメインズがオススメです。
CMSの使用はあるか
ブログ投稿、ニュース投稿、CMSで情報管理を行うことはあるか確認しましょう。
WebflowはCMSを使うためのプランに契約する必要がありますし、サイト制作にも関わるポイントです。
サイト分析について
作成したサイトの分析を行うためには、Googleアナリティクスやサーチコンソールを連携する必要があります。
PV数アップ、コンバージョンアップを繋げるには必要なツールです。
SEO関連
忘れがちな項目ですが、サイトの完成度を高めるために設定を行いましょう。
ページ設定
Googleで検索された時の表示のされ方などの設定です。
Google検索で上位にヒットさせるためにはかなり重要になってきます。
OpenGraphSettings設定
そのページをSNSでシェアしたときに見え方を設定できます。
おしゃれな美容室、として紹介されていても文章が意味不明なものだったり、イメージ画像がないとせっかくの良さが伝えられないですよね。
こちらもPV数、集客を増やすには重要な項目になっています。
SEO対策
サイトを構築する際のSEO対策です。
例えば、画像テキストではなく通常テキストで作成し、ページの読み込み速度を上げる。
H1,H2,H3、alt属性などを意識したサイト制作を行うなど、様々な対策を行うことができます。
CMS周り
記事の昇順・降順
CMSで投稿した記事の並び順です。
忘れがちな箇所ですが、しっかりと設定を行いましょう。
クライアント側で運用できるよう設計
WebflowやWebの知識がない人でも管理ができるようCMS側の設定を整えます。
記事の並び順、フィルター有無、要素に情報がない場合は非表示、など、
操作をすることなく自動的に機能するよう作り上げましょう。
保守運用サポートの有無
作成したサイトのサポートを行うかどうかです。
Webflowでは保守運用費用を含めて請求するClient Billingという機能が備わっています。
Webflowのチュートリアルの有無
サイトの管理の仕方のチュートリアルを用意することで、サポートを行うことも出来ます。
打ち合わせの中から、提案するか検討しましょう。
エディターモードのチュートリアルの有無
Webflowではエディターモードという、プログラミング、ウェブ制作の知識が全くない人でも文字の変更、画像の置き換え、リンクの変更、CMSの投稿・更新を行う機能が備わっています。
簡単な使い方を説明してあげることで、クライアントさん自身でサイトの管理を行うことが出来るので、クライアントさんにとっても製作者にとっても便利なツールです。
その他
お問い合わせメールの受信方法
Webflowでは登録したメールアドレスに、お問い合わせ内容が表示されますが、改行がされません。他のフォームのツールを使用するか、CRMを導入するか、ヒアリングを行う必要があります。
ブログ記事のSNSシェアボタン
ページをSNSに共有するためのシェアボタンの設置の有無も聞いておくと良いと思います。
CMSを必要とするクライアントさんは多いのですが、SNSシェアボタンの設置の有無を事前に聞いておくことでデザイナーさんがデザインしやすくなります。
以上になります!
打ち合わせをする度に新しい気づきがあります。
メモを残して、次回の打ち合わせをより良いものにできるよう頑張りましょう!
今回お話しした内容を簡単にシートにまとめたので、ご自由にお使いください!