この記事では、制作会社、フリーランスにWebflowでサイト制作を依頼した際の納品方法のパターンについて紹介します。
1.クライアントがプロジェクトを所有する
クライアントはサイトのプロジェクトを所有しているので、いつでもDesignerを使って機能を追加したりサイトの大きな更新を行うことができます。
クライアント自身でプロジェクトを所有しているので、保守運用、管理費が発生することはありません。
製作者側もサイトプランの請求を管理する必要がなく、誤ってサイトを削除するなどのリスクもありません。
2.【一番良い方法】Agency , Freelancerプランで相手のWorkSpaceにアクセス(2022年末公開予定)
次に、一番良い方法を紹介します。製作者がクライアントのWorkSpaceにアクセスしサイト制作を進めていく方法です。
本来であればWorkSpaceに製作者を追加する場合、その製作者の席(sheet)を購入する必要があります。
値段は一人xxドルで、結構高いです。
※サイトプランを購入すればEditorモードが使えるユーザーを招待することができますが、実際にサイトを構築するためのDesignerは使用することができません。
この方法は一番コストを抑え、クライアントのアカウントで制作を進めていくことができるので途中で製作者側とのやりとりが取れないなどの予期せぬ事態が発生してもクライアントの手元にサイトが残るので安心です。
この機能はAgency、Freelancerプランを契約している製作者が使用することができます。
3.製作者側がサイトを所有し、保守運用を行う
クライアントにITの知識がなく、「よくわからないから全部お任せしたい」という場合はこちらの納品方法が多いです。
この場合製作者がサイトを所有し、保守運用を行うので管理費が発生します。
Editorモードをクライアントに渡しておくことで、簡単は文字、画像、リンク先の変更やCMSでブログの更新などを行うことができます。
4.コードを書き出しファイルで納品
Webflowで作成したサイトをコードで書き出し、納品する方法です。
以下の状況で、コード書き出しの納品方法を使用することがあります。
・既に契約しているサーバーを使用したい・コストを安く抑えたいので、Webflowのホスティング料金が払えない・1枚の静的なページだけで更新が一切ない
この納品方法は、ノーコードで作成したサイトをコード書き出しできるWebflowの魅力の1つでもありますが
注意点として、修正や変更、追加実装があるたびにWebflowで操作をしコード書き出し後、指定のサーバーにアップロードするという作業が増えてしまうこと。そしてCMSの機能が使えなくなるなど制限がかかります。
まとめ:最適な納品方法を選択
人によって最善策はそれぞれです。今回紹介した納品方法で最適なものを見つましょう。
Webflowの「一番良い方法:Agency , Freelancerプランで相手のWorkSpaceにアクセス(2022年末予定)」が公開されれば、迷うことなくこちらの納品方法を選択することになると思います。